さて、久々の実家ということで、私物整理も兼ねて昔のアルバム・写真なんかを見返す中で、成人式の写真を目にしましてね。
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一人暮らしの不摂生で増えた体重と、寝不足でむくんだ顔、いつもと違う環境にストレスを感じやすいゆえ放たれる負のオーラで、

なかなかパンチのきいた仕上がりの己の姿も捨てがたいものがあったのですが、かつての同級生の在り様にも感慨深いものがあって。

男性陣は正直、ほとんど誰が誰かは判別できないとはいえ、髪形やスーツが当時の吉川晃司氏か大阪でブイブイ言わせてた頃のダウンタウンで、シミジミ時代を感じます。
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一方の女性陣も負けてません。ま、ほとんど晴れ着なんでアレですが、洋装数人は所謂ワンレン・ボディコ風。扇持たせた日には、式そっちのけでマハラジャで踊りだしそうな(若者には分かりますまい)。

一人、黒のパンツスーツで異彩を放つAさん。高校でバンドとか組んでて、成人式でもちょっとロックで「らしいな」と思った覚えはあるものの、

記憶では、髪はストレートでスカートだった気がするんだけど、全くの別人と間違えてるのかな。にしてもタキシードって、思い出の上を行ってくれてますよね。
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で、小学生の時仲の良かったMさん。ここに来てやっと本題に入ります。

元々かわいい方だったんですが、着物姿もかわいいんですよね。なんていうか、かわいいってどういうことか、ちゃんと分かってるっていう。

多分晴れの舞台に向けて、一生残り、人様も目にする集合写真に撮られるのをきちんと踏まえて、節制してきたんだろうとうかがわれる仕上がりと、

ほとんどがド正面で素の無表情を通す中、斜め45度小首傾げるていで絶妙の笑顔を見せるMっちん(当時のニックネーム)。
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いやあ、やるよねMっちん! さすがだよ。当時から、別に自分の方が勝ってるとか思ってなかったけども、三十年から経って完敗の苦味をかませられるとは。

・・・って、「本題に入ります」とか言いながら、前置きの思い出話が思いのほか長くなったので、ここでひとまず終わりたいと思います(次回続く)。